ソグド商人とシルクロード・ネットワーク

龍谷大学龍谷エクステンションセンター

瀬田キャンパス

唐王朝は、建国直後より対外戦争を繰り広げ、広大な領土を支配しました。それにともない、交易路の整備が行われ多くの商人が国内にやってきました。しかしその後、唐王朝は絹の国外流出を防ぐために私的な外来商人を取り締まり、入国も厳しく制限しました。絹は当時非常に高価なもので、国の威厳を示す重要なものだったからです。そのような中で、外来のソグド商人は一定の条件さえみたせば、唐国内に入国し絹交易することを許されていました。では、なぜソグド商人たちにのみ、交易が許されていたのでしょうか。当時の絹交易の様相を概観しつつ、その謎にせまりたいと思います。

4,920円

7,400円

2017/04/17～2017/07/24

13:35～15:05

月

4回

中田裕子

龍谷大学農学部講師。中国唐代における東西交渉史を専門とする。著書は「唐代六胡州とソグド系突厥」（『東洋史苑』第72号、2009年）、「遊牧民の歴史と農耕」『食と農の教室1/知っておきたい食・農・環境―はじめの一歩―』龍谷大学農学部食料農業システム学科編、昭和堂、2016年。

滋賀県大津市瀬田大江町横谷１−５

JR「京都」駅から米原方面へ「瀬田」駅下車、バス約8分

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