文学の風景 －作家の出発期－

國學院大學オープンカレッジ

渋谷キャンパス

「作家は処女作に向つて成熟して行くものだ」とは、評論家・亀井勝一郎のことばですが、作家の出発期の作品は、固有の美意識や世界観ばかりか、その後の作風の展開や変遷、そして成熟までの全てを予見させるものを既に孕んでいます。今年度は、数々の名作を残した小説家たちの出発期の、粗削りなところもあるものの、みずみずしく可能性に満ちた作品をじっくりと読み味わいながら、受講の皆さんとご一緒に、十人の作家の誕生のドラマに立ち会ってみたいと思います。

第1回樋口一葉「闇 桜」
第2回谷崎潤一郎「刺 青」

第3回志賀直哉「清兵衛と瓢箪」
第4回芥川龍之介「鼻」
第5回菊池 寛 「父帰る」
第6回横光利一 「蠅」
第7回川端康成 「葬式の名人」
第8回堀 辰雄 「聖家族」
第9回井上 靖 「猟 銃」
第10回吉行淳之介「驟 雨」

20,000円

2018/04/21～2018/06/30

10:30～12:00

土

10回

岡崎直也

國學院大學兼任講師
専門分野：近・現代日本文学

東京都渋谷区東4-10-28

JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線「渋谷」駅から徒歩約13分/JR埼京線「渋谷」駅新南口から徒歩約10分/渋谷駅東口バスターミナル54番のりば都営バス学03日赤医療センター行「国学院大学前」下車/地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線「表参道」駅B1出口から徒歩約15分/JR山手線・地下鉄日比谷線「恵比寿」駅から徒歩約15分/恵比寿駅西口ロータリー1番のりば都営バス学06日赤医療センター行「東四丁目」下車

申込

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