[冬]『平家物語』の世界を遊ぶ　－物語を彩る男と女の生きざまに迫る－

中央大学クレセントアカデミー

駿河台記念館

「祇園精舎の鐘の声」ではじまる『平家物語』は、日本人にはなじみが深く、そこで語られる数々のエピソードもよく知られていますが、原文を読んだことがある方は少ないかもしれませんね。けれども、『平家物語』の文章は古典文学の中でも大変分かりやすく、また、その文体はリズミカルで心地よく、趣のある内容とともにすっと頭に入り、深い感動を与えてくれます。本講座では、皆さんで本文を音読したり、絵画資料を鑑賞したりしながら、その豊かな内容を味わっていきます。 講座は、巻一から読むという方法ではなく、主に一人の人物を取り上げて、一回ごとに内容が完結する形式ですので、今回から初めてご参加の方でも、古典をお読みなるのが初めての方でもお気軽にご参加いただけます。また、皆さんの感想や、『平家物語』にまつわる思い出などをうかがう時間も作りたいと思っております。今年は、源氏の武将たち（頼朝・義経・義仲・頼政など）と女性登場人物（祗王・小督・小宰相・建礼門院など）を織り交ぜて取り上げる予定です。 【テキスト】 適宜資料を配布します。

11,000円

2018/01/11～2018/02/22

11:00～12:30

木

4回

清水由美子（中央大学文学部兼任講師）

東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻修了。同博士（文学）。中央大学、成城大学、成蹊大学、清泉女子大学等兼任講師。主な論著『校訂延慶本平家物語　十二』（共著、汲古書院）、『日本の古典を見る　平家物語』（共著、世界文化社）、『平家物語を歩く』（共著、JTB パブリッシング）など。

東京都千代田区神田駿河台3-11-5

JR中央・総武線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約3分/東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約6分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅下車（B1出口）、徒歩約3分/都営地下鉄新宿線　「小川町」駅下車（B5出口）、徒歩約5分

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