主題別に学ぶ中国唐代の仏教美術
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
羅翠恂(京都造形芸術大学講師)
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概要
この講義では唐代に流行した主題9つをとりあげて、その図像的な特徴と作品の背後にある信仰や歴史背景について説明します。中国の仏教美術を学ぶ醍醐味の一つは、インド起源の仏教が中国で読み替えられて、中国や東アジアの文化の中へ取り込まれて行く過程、つまり東西文化のつながりと、文化の伝播にともなうダイナミックな展開を実作例から実感できることです。したがって主題によっては、シルクロードの東端にもあたる奈良や京都の仏教美術との関連も論じながら進めて行きます。
講座期間
2018/04/12~2018/06/21
講師概要
羅翠恂
京都造形芸術大学講師
京都府生まれ。上智大学文学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。専門分野は中国、日本の仏教美術史、及び中国美術史。主な論文に「山中禅定像をともなった千手観音龕について」(『美術史研究』46)、「唐宋代四川地域の千手千眼観音菩薩像」(『明大アジア史論集』18)などがある。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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