人類・資源環境系のダイナミクス

明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
島田和高/眞島英壽/小野昭/橋詰潤/大工原豊

-教養その他, 講義詳細, 趣味・実用
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講義詳細

講義詳細
講座名
人類・資源環境系のダイナミクス
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
人類の進化は、その当初から生存に有益な資源を開発することと歩みを共にし、これは現代社会にいたるまで連綿と受け継がれた人類の基本的な生存戦略です。人類・資源環境系研究は、先史時代の食料や道具の原材料などの資源獲得の観点から、多様な時空に展開する人間社会の特質と歴史的な展開を明らかにすることを目的としています。また、最後の氷河期から現在の後氷期にかけての気候変動に対する人類社会の反応や適応を資源獲得の視点から解明することにも大きな興味を持っています。本講座では、これまで明大考古学が蓄積してきた人類・資源環境系に焦点をあてた研究成果の一端を紹介します。
会員価格
5,000円
一般価格
講座期間
2017/11/10~2017/12/8
開講時間
18:00~20:00
曜日
講座回数
5回
定員
100人
講師名
島田和高/眞島英壽/小野昭/橋詰潤/大工原豊
講師概要
島田和高(シマダカズタカ)明治大学博物館学芸員(考古学部門)、コーディネータ明治大学大学院博士後期課程中退。専門は旧石器時代の考古学。明治大学博物館学芸員として考古部門を担当する。現在は、石器時代の黒曜石資源開発史や日本列島における現代人の定着に関する考古学的研究を推進。
眞島英壽(マシマヒデヒサ)コーディネータ,明治大学研究・知財戦略機構特任講師,明治大学黒燿石研究センター九州大学大学院理学研究科博士課程(地質学専攻)修了。博士(理学)。特定課題研究ユニット人-資源環境系研究プロジェクト代表。2015年より黒耀石研究センターに所属して人類・資源環境系の理解に地質学・岩石学の視点から取り組む。現在,遺物黒曜石化学分析の国際的ネットワーク作りを行っている.
小野昭(オノアキラ)明治大学研究・知財戦略機構特任教授明治大学文学部卒、岡山大学法文学専攻科修了。博士(文学)北海道大学。専門は先史考古学。近年は環境変動と人類活動の関係の解明と比較考古学を推進。2010年から明治大学黒耀石研究センター長。
橋詰潤(ハシヅメジュン)明治大学研究・知財戦略機構特任講師1977年生まれ。日本学術振興会特別研究員(DC2)、明治大学研究知財事務室特別嘱託などを経て2012年4月より現職。首都大学東京大学院博士後期課程単位取得退学。更新世から完新世への移行期における、人類の環境変動への適応行動の解明を目指している。また、こうした人類行動の地域的個性と、広域での共通性を明らかにするため、日本列島、ロシア極東、アメリカ合衆国グレートプレーンズなどの比較研究にも取り組んでいる。最近の学問的関心として、人類生態系、ヤンガードリアス期、大型哺乳類と人類との関係、人類の狩猟行動、などがある。2010年度より明治大学黒耀石研究センター員。
大工原豊(ダイクハラユタカ)東京学芸大学教育学部非常勤講師・明治大学黒耀石研究センター研究員1961生まれ。國學院大學大学院博士課程後期単位取得退学。博士(歴史学)。安中市教育委員会企画管理係長(文化財保護主事・学芸員)を経て現職。専門は旧石器・縄文石器の研究とランドスケープ研究。特に、最近は縄文時代の流通システムに関心があり、黒曜石や硬質頁岩製の石器の流通と型式変容の問題などについて研究を継続中。また、岩宿フォーラム実行委員会のメンバーとして、群馬地域の旧石器研究を行う。2012年度より明治大学黒耀石研究センター員。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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