紫式部たちは何を読んでいたか?
東京外苑キャンパス
会田大輔/野村朋弘
講義詳細
中国では古来より多くの書物が編纂され、豊かな書物文化が形成されました。中国の書物は漢籍と呼ばれ、日本にも伝わり、文化の形成に大きな影響を与えています。漢籍を紐解いていくと、日本文化も更に面白く理解出来ます。本講座では、日本に於ける漢籍受容の概要から論じ、『源氏物語』や能楽などとの漢籍の関係を見てみます。日本の古代から中世にかけてどのように漢籍が享受され、影響を受けたのか考えてみましょう。
野村朋弘/北海道生まれ。幼少の頃から歴史好き。しかし「歴史では食べていけない 」といわれ工業高校に進学。上京し郵便局員として仕事をしつつ、大学で日本中世史を専攻。大学院進学にあわせて公務員を辞め、それからは持って生まれた器用貧乏さで、さまざまな領域に迷い込み現在に至る。
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