ヨーロッパ中世の美術
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
岡﨑文夫(東京工芸大学講師)
-教養その他, 講義詳細
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概要
キリスト教は、ユダヤ教の偶像忌避思想の影響下に生まれながら、瞬く間に画像(イコン)が重要な役割を担ってゆく宗教となりました。キリスト教美術形成期の様相を手始めに、キリスト教美術の基礎知識、たとえば聖書に由来する説話図像の生成や変遷、あるいは聖書以外に求められる図像要素の問題などを学びつつ、まさに画像(イコン)無くしては存立しないビザンティン世界の美術の歴史を主に紹介します。その際、画像の置かれる空間、換言すると“画像の器”である聖堂建築の変遷にも触れることになります。
講座期間
2018/04/09~2018/06/18
講師概要
岡﨑文夫
東京工芸大学講師
早稲田大学にてビザンティン美術、就中、その蓋構造の聖堂と壁画の世界と出会い、以後、ビザンティンほか広くヨーロッパ中世美術に関心を向け、現在にいたる。「東西のキリスト教世界と美術」(小学館世界美術大全集第6巻『ビザンティン美術』所収)執筆。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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