いのちを整える/キリスト教倫理からの一考察(キリスト教を知る、学ぶ)

清泉女子大学 清泉ラファエラ・アカデミア

五反田キャンパス

自分のいのちは、他のさまざまないのちとの関係の中で生かされ、生きています。このことを静かに味わいたい、と思います。 私たちのいのちは、確かに儚い。しかし、同時にまた、掛け替えのないものでもある。このようないのちは、他のいのちとの共感・共生・協働によって、その意義を体現してゆく。それゆえ、私たちは、自分が出会ういのちに寄り添い、互いのいのちに仕え合うことが求められる。それによって、私たちは、真の仕合せへと招かれる。
自分のいのちは他のいのちによって生かされている―それを忘れるとき、人は傲慢になるだろう。自分のいのちは他のいのちを生かしている―それを忘れるとき、人は希望を失うだろう。 以上のことを、キリスト教的人間観・世界観に基づきながら、考察を進めたい。テキスト：必要に応じてプリントを配布。備考：講義と討議。授業の最後に、リアクション・ペーパーを書いてもらい、次回につなげます。

6,900円

2017/07/08～2017/07/22

15:10～16:40

土

3回

60人

竹内修一

上智大学教授/上智大学哲学研究科：哲学修士 Jesuit School of Theology at Berkeley: 神学博士/専門分野：倫理神学（基礎倫理、いのちの倫理、性の倫理）／Conscience and Catholicism（共著）、「和の心とキリスト教倫理」、『ことばの風景』

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