近代文学にみる家族像
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
KUポートスクエア
岩佐壯四郎
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大学
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
概要
わたしたちは、意識的に家族を作らないでいることはできるが、家族の一員でないことはできない。家族について考えることは、だから自分の宿命を考えることといってもいいだろう。であればこそ、家族の問題は、文学の主要なテーマのひとつだった。それでは日本の近代文学はどのようにこの主題にむきあったのだろうか。この講座では、森?外や志賀直哉、芥川龍之介等の明治大正期の作家たちから、三島由紀夫・安岡章太郎・吉本ばななに至る戦後(現代)の作家たちの短編小説を読みながら、この主題を受講者の皆さんと共に考えていきたい。
講師概要
関東学院大学名誉教授・早稲田大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。日本近代文学・比較文学の分野で研究活動を展開し、演劇批評も執筆している。『抱月のベル・エポック』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『世紀末の自然主義』(有精堂出版)、『日本近代文学の断面1890-1920』(彩流社)、『島村抱月の文芸批評と美学理論』(早稲田大学出版部)等のほか、近著に『点景・昭和期の文学』(関東学院大学出版会)がある。
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA14階
アクセス
横浜高速鉄道みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅より徒歩2分/JR根岸線・市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩7分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。