1731A003ニーチェの永遠回帰とビッグバン宇宙論

首都大学東京オープンユニバーシティ

飯田橋キャンパス

現代の宇宙論として、宇宙はいわゆる「ビッグバン」以来膨張し続けているという説が有名です。しかし、同じ世界の状態が永遠に何度も繰り返して出現するという考え方も昔からあります。これはニーチェの代表作である「ツァラトゥストラはこう語った」の中心テーマでもあります。本講座では、永遠回帰とビッグバン宇宙論はどういう関係にあるのか、それぞれいかにして証明されるのか、哲学的、科学的にどういう問題があるのか等について考察します。特に「人間の生き方」と宇宙の関係について深く考察しますが、現代のユニークな「多宇宙論」についても問題点を検討します。

10,000円

2017/10/31～2017/11/21

18:30～20:00

火

4回

20人

千代島雅

哲学者、元首都大学東京准教授
元首都大学東京准教授 都市教養学部 人文社会系。平成29年3月 首都大学東京退職。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は哲学。主な著書:「温暖化のウソと真実」(晃洋書房)、「アキレスと亀」(晃洋書房)、「時間とタイムマシンの哲学」(北樹出版)、「双子のパラドックスの論理」(晃洋書房)、「自己理解と自己超克」(晃洋書房)、「エントロピーの常識が崩壊した」(晃洋書房)など。

東京都千代田区飯田橋3-5-1 東京区政会館3階

・JR「飯田橋」駅から徒歩5分・東京メトロ東西線「飯田橋」駅から徒歩０分

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