哲学初歩(25) 政治を哲学する
関東学院大学社会連携センター
KGU関内メディアセンター
杉田正樹(関東学院大学教授)
-教養その他, 講義詳細
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概要
政治は縁遠い。そう思っている人が多いのではないでしょうか。先の衆議院選挙の投票率は53.7%、戦後二番目の低さでした。私たちの生活に大きな影響を与える政治に、なぜ多くの人が無関心になるのか。そこで今回は政治とは何かについて、プラトン、アリストテレスの古代ギリシアから、ホッブス、ロック、ルソー、マルクスなどの、近代の市民革命の思想、そして目を転じて現代日本にいたるまでを哲学することに致します。リベラルとは何か、保守とは何か、など政治の本質に迫ってみましょう。政治と経済と文化は、社会を構成する基本的な領域です。これらの関係をたどると、人間とは何か、という根本問題に突き当たります。
講座期間
2018/05/10~2018/07/26
講師概要
哲学が専門で、ヘーゲルやハイデガーといったドイツの近現代の哲学を研究していますが、最近では難しいものより、モンテーニュや荘子にひかれています。以前にも増して、「観念」よりも、「自然」に親しみを感じるようになりました。また、「子どもの哲学」に興味をもち、関東学院の小学校で子どもたちと一緒に哲学を楽しんでいます。毎回、子どもたちの好奇心やユニークな発想に驚いています。
アクセス
みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩3分、JR・市営地下鉄関内駅より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。