名筆に学ぶ書道実技(仮名)
国士舘大学生涯学習センター
世田谷キャンパス
細貝宗弘
-教養その他, 講義詳細, 趣味・実用
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概要
伝藤原行成筆「関戸本古今集」を取り上げます。院政時代の初めに書写されたと考えられている「関戸本古今集」は、美しい色紙(いろがみ)に女手を主として漢字・草・万葉仮名・片仮名を交ぜて書いており、は「万葉集」の歌の表記法をまねて書いた歌も見られます。字形にも線にも変化の多い仮名です。運筆には緩急抑揚の変化があり、非常に巧妙で洗練された名筆です。秋期は「関戸本古今集」の緩急抑揚の運筆のリズムと筆力・筆勢のある線に注意しながら、妙所を深く学びます。※対象は「中級」~「上級」です。● 使用テキスト:日本名筆選19:関戸本古今集[伝藤原行成]、二玄社、¥3,672 テキストは各自ご用意ください。【新たに受講を希望される方へ】「関戸本古今集」の連綿や運筆は難度の高い技術がみられますので、平安時代の仮名古筆の臨書に親しまれている方で、料紙に関しての知識と理解がある方が望ましいです。
講座期間
2017/10/17~2018/02/24
講師概要
最終学歴:東京教育大学大学院教育学研究科修士課程美術学専攻修了。現在の職業:国士舘大学文学部教授。論文:「最澄の真筆が延暦寺・来迎院・多度大社から出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第8号)、「久隔帖につづく最澄自筆消息出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第3細号)他
住所
東京都世田谷区梅丘2-8-17 国士舘大学地域交流文化センター
アクセス
小田急線「梅ヶ丘駅」より徒歩9分/東急世田谷線「松陰神社前」駅または「世田谷」駅より徒歩6分/JR渋谷駅西口バスターミナルより渋52「世田谷区民会館」バスで終点下車、徒歩1分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。