【エグゼクティブビジネスプログラム】事業用不動産開発(ヘルスケア施設)

明治大学リバティアカデミー

駿河台キャンパス

少子高齢化が進む日本において、ヘルスケア関連施設(介護施設・病院等)の重要性が増してきていますが、今後新規供給や老朽化した施設の建替えの問題がますます大きな社会問題になってくると考えられます。 本シリーズでは、ヘルスケア施設を取り巻く環境を確認したあと、事業、財務的観点の分析、事業用不動産としての不動産評価、開発・建築、運営、ファシリティマネジメント、税務、ヘルスケアリート等、当該事業の開発から運営に関わる一連の過程について、それぞれの第一線の専門家により講義を行ないます。ヘルスケア関連施設の事業者、不動産、建築、金融機関、税務関係者などの方々が、自らのビジネスにおいて多角的な視点で課題を発見し、解決策を検討できるよう基礎をつくることが目的です。 受講者はあらかじめ事前に配布された基本書で予習し、講師より提供された課題を検討しておき、講義においては、この課題を議論する場も設けます。

100,000円

2017/07/31～2017/08/04

19:00～21:00

月・火・水・木・金

9回

30人

村木信爾/山村能郎/松田淳/鉄尾佳司/今井高浩/里勇輝/藤村隆/瀬戸友介/上坂修

村木信爾（ムラキシンジ）コーディネータ・明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科特任教授1981年京都大学法学部卒業後、住友信託銀行(株)(現三井住友信託銀行(株))入社。現在大和不動産鑑定株式会社勤務(本学と兼職)。1988年米国ワシントン大学でMBA取得。不動産鑑定士、不動産カウンセラー。国土審議会土地政策分科会不動産鑑定部会専門委員、元不動産鑑定士試験論文式試験試験委員、国土交通省ヘルスケアリートの活用に係るガイドライン検討委員会委員等。
山村能郎（ヤマムラヨシロウ）コーディネータ・明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科専任教授1996年東京工業大学大学院博士課程修了(博士(工学))、1996年香川大学経済学部専任講師、1997年同助教授、2002年8月～2003年7月UniversityofCambridge客員研究員。専門は、M&A分析、不動産金融工学、不動産ファイナンス論。
松田淳（マツダジュン）KPMGヘルスケアジャパン(株)代表取締役早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。日本長期信用銀行に6年間の米国駐在を含めて13年勤務,トレーディング,ストラクチャードファイナンス,コーポレートリストラクチャリング,M&Aなどの分野を担当。その後,2002年6月よりKPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画。医療関連企業,医療機関,介護事業者,シニアリビング事業者を含むヘルスケア産業に関連する事業体の戦略立案,投資・ファイナンス,事業再編,事業再生に関するアドバイザリーサービス,投資家・金融機関に対するヘルスケア関連の投融資に関するアドバイザリーサービスに従事。
鉄尾佳司（テツオケイジ）(株)学研ココファンホールディングス財務戦略室室長東京大学理学部卒業。三井信託銀行を経て、2012年から㈱学研ココファンホールディングスに入社。財務戦略室長として、高齢者福祉・子育て支援をビジネスドメインとする学研ココファングループ全体の財務経理、コーポレートファイナンス、バイサイドM&A・事業承継、医療法人との合弁会社設立、新規事業、海外事業展開、ヘルスケアアセットの不動産取引・不動産流動化・不動産ファンド組成などの事業経営に従事。日本不動産鑑定士協会連合会調査研究委員会ヘルスケア関連小委員会専門委員
今井高浩（イマイタカヒロ）大和ハウス工業(株)シルバーエイジ研究所所長1984年関西大学経済学部卒業。大和ハウス工業株式会社建築事業部入社、2002年大和ハウス工業シルバーエイジ研究所入所、2011年大和ハウス工業シルバーエイジ研究所所長就任、現在に至る。シルバーエイジ研究所では医療機関を中心とした医療・介護事業者の皆さまへ、経営に有効な事業の提案や課題解決の為のソリューションを提供している。住宅生産団体連合会成熟社会居住研究会委員、高齢者住宅推進機構住空間研究委員会委員、全国地域医業研究会会員、全国特定施設事業者協議会、全国老人保健協会賛助会員。
里勇輝（サトユウキ）税理士法人山田&パートナーズ横浜事務所所長筑波大学大学院修了。2008年税理士法人山田&パートナーズに入所。医療機関の経営コンサルティングに加え、個人開業医の相続税対策や資産承継コンサル、医療法人の事業承継やM&Aアドバイザリー業務に従事。2016年より税理士法人山田&パートナーズ横浜事務所長に就任。
藤村隆（フジムラタカシ）ジャパンシニアリビングパートナーズ(株)代表取締役社長1985年早稲田大学法学部卒業、日本長期信用銀行(現、新生銀行)入行。2004年5月に日本初の有料老人ホームへのノンリコースローンを実行した。2007年3月不動産ファイナンス部部長、2010年7月にヘルスケアファイナンス部を創設し初代部長に就任。ヘルスケアREIT構想の推進とヘルスケア施設の証券化業務に携わる。2014年4月ジャパン・シニアリビング・パートナーズ㈱設立に伴い現職に就任。2015年7月ジャパン・シニアリビング投資法人が東京証券取引所の不動産投資信託市場(J-REIT市場)に上場した。
瀬戸友介（セトユウスケ）あおぞら銀行医療福祉グループ2003年立命館大学法学部卒業、あおぞら銀行入行。高松支店、金融法人第二部、金融法人業務部にて主に金融機関RMとして地域金融機関向けソリューション業務に従事した後、2011年より事業ファイナンス部医療福祉グループに参画し、医療機関及び介護事業者向けに通常のコーポレートファイナンスのみならず、再生・M&Aファイナンス、資産流動化ファイナンス、その他コンサルティング等の業務に従事。社内組織改革により、現在は本店営業第六部医療福祉グループに所属。公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会認定登録医業経営コンサルタント。
上坂修（コウサカオサム）日本ファシリティマネジメント協会ヘルスケア部会長1973年大阪市立大学工学部卒業、株式会社竹中工務店入社。設計部、FM部、医療福祉・教育本部を歴任。日本ファシリティマネジメント協会キャンパスFM研究部会、ヘルスケアFM研究部会を経て、2011年より同ヘルスケアFM研究部会長。2015年株式会社ヘルスケアFM研究所開設。日本建築学会正会員、一級建築士、情報処理技術者、認定ファシリティマネジャ、建築・設備総合管理士、応急危険度判定士。

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