楽しむ朗読――声を出して表現力を磨く
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
横浜キャンパス
原良枝(甲南女子大学文学部日本文化学科専任講師、関東学院大学講師)
-講義詳細, 趣味・実用
-原良枝(甲南女子大学文学部日本文化学科専任講師、関東学院大学講師), 横浜キャンパス, 神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター, 講義詳細
大学
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
概要
楽しみながら声を出して名作を読む朗読には、多くの効用があります。脳全体を活性化する全身運動であること。名作にふれ言葉を身体にとりいれることで癒されること。声が鍛えられストレスを発散できること。話す力が養われること。そして呼吸法を通しての健康増進にもつながります。
この講座では、腹式呼吸の行い方、滑舌をよくする練習、文章を読む際のアクセントやプロミネンス・ポーズ等の音声表現技術の理解という基礎的な段階から学びをはじめ、テキストを丁寧に読み込んでいきます。
テキストには、前半を芥川龍之介『蜘蛛の糸』を、後半には宮澤賢治の『よだかの星』を使い朗読をしていきます。それぞれ五感をフルに活動させて表現力を磨きながら読んでいきたいと思います。読み聞かせに興味をお持ちの方、すでに学校や地域の活動等で読み聞かせを行っている方もお待ちしています。
講座期間
2017/05/12~2017/06/23
講師名
原良枝(甲南女子大学文学部日本文化学科専任講師、関東学院大学講師)
講師概要
早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程指導終了。博士(学術)。元テレビ神奈川(tvk)のアナウンサー。音声言語教育論、メディア論、コミュニケーション論を専門。早稲田大学国際言語文化研究所招聘研究員。朗読家。著書『声の文化史―音声読書としての朗読―』(成文堂)、『彼女の場合―神奈川・文学のヒロイン紀行』(かまくら春秋社)、共著『国際化の中の言葉と文化』、『比較文化のすすめ』(以上、成文堂)、共訳『T.S エリオット―文化の定義のための覚書』(中央公論新社)など。アナウンサーとしての原点である朗読を通して、話し言葉やパブリック・スピーキングの在り方を研究している。
アクセス
東急東横線「白楽」駅より徒歩13分/東急東横線「東白楽」駅より徒歩13分/JR東海道線「横浜」駅西口ターミナル横浜市営バス1番乗場より「神奈川大学入口」下車/横浜市営地下鉄「片倉町」駅前から横浜市営バス2番乗場より「神奈川大学入口」下車
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。