【帝京平成大学連携講座】続・植物から『銀河鉄道の夜』の謎を読み解く
明治大学リバティアカデミー
中野キャンパス
石井竹夫
-教養その他, 日本文化, 講義詳細
-中野キャンパス, 明治大学リバティアカデミー, 石井竹夫, 講義詳細
講座名
【帝京平成大学連携講座】続・植物から『銀河鉄道の夜』の謎を読み解く
概要
『銀河鉄道の夜』には「烏瓜」、「アスパラガス」、「すすき」、「河原なでしこ」、「楊」、「くるみ」、「苹果」など30種ほどの植物が登場してきますが、単なる風景描写として配置されているのではありません。前回の講座ではこれら植物が登場する理由を丁寧に読み解くことで、読者を魅了するあるいは悩ます「三角標」、「天気輪の柱」、「ケンタウルス、露を降らせ」などの言葉に隠されている意味を明らかにしていきました。『銀河鉄道の夜』は「何を言いたいのかよくわからない」という声をよく耳にします。本講座では「三角標」などの造語についての新しい解釈をもとに『銀河鉄道の夜』を再読したいと思います。また前回の講座では取り上げなかった心理描写と関係し物語に深みを加えている植物(すすき、銀杏、苹果)についても解説します。
講師概要
石井竹夫(イシイタケオ)帝京平成大学薬学部准教授1976年千葉大学大学院薬学研究科修了。医学博士。獨協医科大学(薬理)、テルモ(株)研究開発センターを経て2009年より現職。著書に『大磯の薬用植物』(2005年)、『大磯・四季の花』(2006年)。
アクセス
JR中央線・東京メトロ東西線「中野」駅北口より徒歩8分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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