『源氏物語』を読む/2017年11月

清泉女子大学 清泉ラファエラ・アカデミア

五反田キャンパス

一人ではなかなか読み通せない『源氏物語』。一緒に楽しみながら、学んでいきましょう。
日本古典文学を代表する作品『源氏物語』を、原文でわかりやすく読み解きます。 今年度は、賢木～澪標巻を取り上げます。順風満帆だった光源氏の人生が、このあたりで大きく変化します。都から須磨へと落ちていくというストーリー展開は、皆様もご存じだと思います。なぜ、光源氏は須磨に行かなければならなかったのか。その先、光源氏の生き方はどのように変わっていくのか。物語の原文に答えを求めながら、『源氏物語』の深さをじっくり味わっていきたいと思います。最初に、賢木巻以前の物語のあらすじも確認しますので、初めての方でも受講可能です。一緒に『源氏物語』を楽しみましょう。テキスト：必要に応じてプリントを配布。備考：講義形式で行います。古文の知識がまったくなくても受講できます。明石巻を読む（１）/明石巻を読む（２）/澪標巻を読む

6,900円

2017/11/04～2017/11/25

10:40～12:10

土

3回

60人

藤井由紀子

清泉女子大学准教授。清泉女子大学大学院言語文化専攻准教授/大阪大学大学院博士後期課程修了/専門分野：日本中古文学、物語文学／「光源氏の「日記」考」（『文学』16-1 2015.1） 「『兵部卿物語』の創作手法」（『国語国文』80-8 2011.8） 「原動力としての『源氏物語』」（『国語と国文学』86-12 2009.12）

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