続・歴史と未来をつなぐ民俗学ー休み山の復興から見る祇園祭山鉾巡行の歴史
佛教大学四条センター
四条センター
小林孝夫
-日本文化, 講義詳細
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講座名
続・歴史と未来をつなぐ民俗学ー休み山の復興から見る祇園祭山鉾巡行の歴史
概要
日本今年度も昨年度に引き続き「歴史と未来をつなぐ民俗学」の連続講座を開講いたします。民俗学は現代を起点にして、過去へ遡及しながら人々のくらしの中に息づくさまざまな文化を読み解いてゆく学問です。その意味で、民俗学にとって歴史的なまなざしはとても重要です。しかしそれはあくまでも過去から現代へつながる時間軸の中での歴史にほかなりません。民俗学の目的は決して昔のことを探ることではなく、少し前の過去から出発して現代を読み解き、未来をも見通すことが究極の目的です。今年度も日々のくらしの中に見られるさまざまな現象を題材として、昨年度以上に多彩な講師陣を招きながら魅力的な講座を展開してゆきたいと考えています。
祇園祭の主役となっている33基の山鉾。しかしそのすべてが順調に巡行を続けてきたわけではありません。平成26年に150年ぶりに復興した大船鉾をはじめ、幕末からずっと巡行に参列できず戦後になって約1世紀ぶりの復興を遂げた5つの山鉾を通じて、現在までの山鉾巡行の移り変わりと、何が山鉾の復興を後押ししたのかについて考えてみたいと思います。
講座期間
2017/06/19~2017/06/19
住所
京都市下京区四条烏丸北東角 京都三井ビルディング4階
アクセス
市営地下鉄「四条」駅または阪急「烏丸」駅下車、地下鉄連絡通路21番出口
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。