『源氏物語』宇治十帖を読む

共立女子大学共立アカデミー

八王子キャンパス

薫と匂宮のどちらかを選べなかった浮舟は、入水を決意し、宇治から姿を消しました（浮舟巻）。匂宮は病に伏せるも、中の君をはじめ、他の女性たちに安らぎを求め、一方薫は、亡くしてはじめて浮舟が得難い女性であったことをしみじみ感じます。そして、宇治という「憂き」場所で、大君、中の君、そして浮舟と出会った縁を思うのでした（蜻蛉巻）。舞台はかわり、横川僧都が宇治で女を助けたところから、手習巻がはじまります。その女こそが浮舟でした。今回は、死にそびれた浮舟がどのように生きてゆくか、手習巻を中心に読んでゆきたいと思います。※新規の方は会費が必要です。

0（新規の方は会費が必要です。）

2017/05/16～2017/07/18

13:15～14:45

火

5回

40人

岡田ひろみ

共立女子大学文芸学部教授。『源氏物語』を中心とする物語文学を専攻とする。近年は特に、平安、鎌倉、室町期の物語の作中和歌、歌謡、音楽に関心がある。

東京都八王子市元八王子町1-710

JR中央線・京王線「高尾」駅北口下車スクールバスで約10分/JR中央線 「八王子」駅南口下車スクールバスで約20分

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