SB71近江の歴史散策40《第2回》- 金勝(栗東市)を歩く -
松波宏隆
講義詳細
【見学予定地】
■金胎寺
もと金勝寺二十五別院の一。文明年間に阿弥陀寺三世宗真により浄土宗に改宗。本尊阿弥陀如来坐像<重文>は脇侍の観音・勢至菩薩像と二天像とともに永治二年(1142)の造立。
■敬恩寺
浄土宗。明応七年(1498)真譽により開基。その時、近隣の観音寺から遷された本尊阿弥陀如来立像<重文>は13世紀造立。また十一面観音立像は12世紀造立と推定される。
■金勝寺里坊
石造宝塔は成谷にあった山口寺のもので、14世紀前半建立と推定される。
■大野神社
金勝荘の鎮守社であった。楼門<重文>は13世紀建立と推定される。また観音堂安置の十一面観音菩薩立像は別当寺菅神寺の本尊とされ、11世紀前半造立と推定される。
など
備考 【集 合】
JR草津線「手原」駅 改札口前 13:00〈時間厳守〉
【解 散】
帝産バス「中村」バス停 17:00〈予定〉
【その他】
○動きやすい服装・靴でお集まりください。
○総行程は約5キロメートルです。
○約4時間かけてゆっくり歩きます。
○随時休憩をとるようにいたします。
○雨天決行につき、雨具などをご用意ください。
○拝観先の都合により、見学地が変更になることもあります。
受講対象者:シリーズ40回目ですが、毎回独立した内容ですので、初めての方でもお気軽にご参加ください。
第1回、第2回とも同一内容です。どちらかご都合の良い開講日にお申し込みください。場所:学外/滋賀県栗東市
龍谷大学文学研究科修了。主要論著に、「高句麗山城城壁の女墻後接方孔(柱洞)の構造と機能」(徐光輝編『東北アジア古代文化論叢』)、「『日本書紀』に登場しない百済二王―毘有王・武王をめぐって―」(松倉文比古編『続日本古代の社会と宗教』)など。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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