法隆寺の工芸/法隆寺献納宝物の金工品を中心に(美術史を楽しむ(日本編))
五反田キャンパス
加島勝
講義詳細
仏教が韓半島の百済から伝えられた6世紀半ば以降、日本古代(飛鳥時代~平安時代)の工芸は仏教を中心に発達しました。このような仏教に関わる工芸のことを仏教工芸と呼んでいます。奈良・法隆寺には7世紀半ば頃から都が平城京に遷った710年頃のいわゆる「白鳳期」に作られた仏教工芸品が数多く伝えられ、その一部は明治11年(1878)に皇室に献上され、現在、法隆寺献納宝物として東京国立博物館の法隆寺宝物館に収蔵展示されています。この講座では法隆寺献納宝物に含まれる金工品を中心に、法隆寺に伝えられた宝物を通して日本古代仏教工芸史の一端を具体的に学びます。テキスト:必要に応じてプリントを配布。
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