万葉集を読む　－巻一・巻二を読みなおす－

國學院大學オープンカレッジ

渋谷キャンパス

今年は、万葉集巻一の最後のあたりから始めて、巻二の「相聞」を読んでいきます。皇子・皇女の恋の歌が数多く出てきますが、そこへ有間皇子の謀反事件とか、大津皇子の謀反事件といった血なまぐさい話も絡んできます。また歴史上の有名人や辣腕政治家が垣間見せる意外な一面も、万葉集の歌にあらわれています。古代日本人が感じた喜びや悲しみは、現代のわれわれとそんなに違うものではありません、今年も、人間が作り出す「歴史」と、人間らしい心を詠んだ「歌」とを読み解き、古典文学を楽しみたいと思っています。 第1 回　巻一57～63　文武麻の三河行幸と遣唐使　　 第2 回　64～75　文武麻の難波行幸と吉野行幸　 第3 回　76～84　元明即位と平常遷都　　　　　 第4 回　巻二　85～90　磐姫皇后の物語　　　　 第5 回　91～104　天智・天武朝の相聞 第6 回　105～110　大津皇子の物語 第7 回　111～122　持統朝の相聞①追う女　　 第8 回　123～130　持統朝の相聞②風流男 第9 回　131～140　人麻呂の石見相聞歌　　 第10回　141～146　有間皇子謀反事件

20,000円

2017/04/13～2017/11/30

10:30～12:00

木

10回

土佐秀里

國學院大學准教授。上代文学

東京都渋谷区東4-10-28

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