No.6506 シェイクスピアを読む 『ハムレット』

共立女子大学共立アカデミー

神田一ツ橋キャンパス

シェイクスピアの四大悲劇の一つ、『ハムレット』（Hamlet）を読みます。高貴な王子から狂気を装う復讐者（道化）までを変幻自在に生きる主人公ハムレットをめぐるこの劇は、時代の嗜好や読者（観客）自身を写し出す鏡とも云えましょう。テキストを深く読み、シェイクスピア劇の言葉の魅力を味わいながら、各自がそれぞれのハムレット像を描いて下さい。復讐劇の主題や、「劇についての劇」でもあるこの悲劇の特質について考察したいと思います。 2年かけて丁寧に読んでいきますが、初めてシェイクスピアの英語を読む方にも、翻訳では分からなかったニュアンスなど、原文ならではの醍醐味を味わっていただきたいと思います。後期は第四幕第七場（途中）から読み始めます。

9,000円

2017/10/7～2017/12/9

13:20～15:20

土

6回

25人

今井佐智子

共立女子学園名誉教授。シェイクスピアを中心にエリザベス朝演劇を専攻。文科ではシェイクスピアのほかに、「文学」「翻訳文化論」などを担当した。著書『シェイクスピア-行動する主人公たち』『研究社 シェイクスピア辞典』（共著）のほか『NHKシェイクスピア劇場・空騒ぎ』など。

東京都千代田区一ツ橋2-2-1

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