事件と人物から読み解く日本宗教史
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
正木晃(慶応義塾大学講師)
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概要
院政期の暴力による問題解決と支配貫徹という世相は、鎌倉時代になると、さらに苛烈を増しました。すなわち本格的な中世が訪れたのです。この時期の行動原理は「自力救済」でした。つまり自分のことは自分で守るしかない。誰も助けてくれないという認識です。そしてこういう時代だからこそ、事態を緩和するために、宗教が必要とされるに至ったのです。こうした事情をふまえ、鎌倉新仏教が登場した理由と旧仏教の対応を具体的に学びます。
講座期間
2017/04/12~2017/06/21
講師概要
1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。また修験道の修行も実践。布教現場の役に立つ仏教学を志向。著作は『再興!日本仏教』、『現代日本語訳 法華経』など多数。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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