「都市の風景」写真講座
東京外苑キャンパス
金村修/タカザワケンジ/
講義詳細
写真が発明されたのは1839年。まもなくカメラは都市の風景に向けられました。それまで人の手によって描かれていた都市は、より正確に、細密に描写されるようになりました。本講座では、これまでの都市と写真との関係を振り返りつつ、これから必要とされるであろう都市の風景写真を展望します。講師は、都市を主なモティーフにした作品で高い評価を受けている写真家、金村修と、写真評論家のタカザワケンジ。二人の対話による講義に加え、ゲストとして写真家の小松浩子を招き、都市写真の「現在」を探ります。また、課題に取り組むことで、知識の吸収と実践の両面から、新たな写真表現を模索します。
タカザワケンジ/写真評論家、ライター。1968年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。写真評論のほか、写真家へのインタビュー、撮影ルポを執筆。『アサヒカメラ』『IMA』『芸術新潮』『美術手帖』などに寄稿。『Study of PHOTO - 名作が生まれるとき』(ビー・エヌ・エヌ新社)日本語版監修。『富谷昌子写真集 津軽』(HAKKODA)、『渡辺兼人写真集 既視の街』(AG+GALLERY、東京綜合写真専門学校出版局)ほかに解説を寄稿。写真家MOTOKOとUSTREAMで写真対談「活動写真」を放送中。
小松浩子/写真家。1969年神奈川県生まれ。写真家。2009年より写真展を中心に活動。2010年から1年間限定の自主ギャラリーを運営。毎月新作による連続個展を開催し集大成として目黒美術館区民ギャラリーにて個展「ブロイラースペース時代の彼女の名前」と同名のカタログを出版。展示会場を写真で埋めつくす過激なインスタレーションによって2015年には「6th Fotofestival - Mannheim Ludwigshafen Heidelberg」(ドイツ)に招待される。MAST Foundation(イタリア)にコレクションされるなど活動の場を海外に広げている。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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