現代経済政策の分析評価
早稲田大学エクステンションセンター
中野校
松原隆一郎(東京大学教授)
-ビジネス, 講義詳細
-中野校, 早稲田大学エクステンションセンター, 松原隆一郎(東京大学教授), 講義詳細
概要
経済学では、経済政策はもっぱら市場では行いえないことがらを補完するとされている。また政策を設計する際の目標は、合理的な個人が効率的に幸福を追求することとされている。つまり市場も政策も、ともに個人の幸福追求の道具とみなされている。しかし自然環境や人間関係、文化伝統といった市場が前提とせざるをえない事柄は、いずれも設計の対象にはなりえない。また不確実性が強いと、効率性の追求は幸福を引き下げかねない。それらをも考察の視野に納めるならば、経済政策はどのようなものになるだろうか。経済政策についての新たな見通しを全15で行う。今は終盤5を論じる。
講師概要
松原隆一郎
東京大学教授
1979年東京大学工学部卒業、1985年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在は東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は経済思想・社会経済学。主要著書に『経済政策』(放送大学教育振興会)、『ケインズとハイエク―貨幣と市場への問い』(講談社現代新書)などがある。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。