個人・ヒーロー・U.S.A./ハリウッド映画がヒーローにこだわるディープな理由?(大学院体験一日講座)
清泉女子大学 清泉ラファエラ・アカデミア
五反田キャンパス
斉藤悦子
-教養その他, 講義詳細
-五反田キャンパス, 斉藤悦子, 清泉女子大学 清泉ラファエラ・アカデミア, 講義詳細
講座名
個人・ヒーロー・U.S.A./ハリウッド映画がヒーローにこだわるディープな理由?(大学院体験一日講座)
概要
18世紀後半に独立国家となり、19世紀に国造りを固めていったアメリカは、大きな歴史の流れで見れば、西洋が市民社会に最も期待する時期に国家形成された、希望の共和国でした。個人が個人の資質や努力によって評価されることは、アメリカ合衆国が、他のどの国家体制よりも優れた価値観として誇る最良の自己イメージでした。そしてこのイメージは対外的にも美化されて強調されてきました。アメリカ思想の中には、この個人にこだわる感覚がとても興味深い表れ方をします。それはハリウッド映画がヒーローにこだわることにも通底する感覚です。ロッキーの根性も、「ダイ・ハード」の主人公がランニングなのも、この講座を聞けば納得できるかも。。
講座期間
2017/07/29~2017/07/29
講師概要
清泉女子大学教授。清泉女子大学大学院言語文化専攻教授/日本女子大学大学院博士課程後期(文学研究科 英文学専攻)中途退学/専門分野:アメリカ文学/・“The Narrative and the Icon: Paul Auster and the Representation of the Statue of Liberty”(新英米文学会New Perspective 190号pp.16-30)2010年2月・「喪失の幻影:喪失の幻影:TheAmerican Innocence(3)―階級意識と失われた西部―」(清泉女子大学紀要号60号pp.45-69)2012年12月・亀井俊介編『アメリカン・ベストセラー38』(分担執筆)丸善 19
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。