ヴァスコ・ダ・ガマとアジア
大東文化大学地域連携センター
大東文化会館
生田滋
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概要
ヴァスコ・ダ・ガマ(1468~1524年)は1498年に初めてインド航路を発見し、ヨーロッパ人のアジア進出のきっかけを作りました。彼は前後3回にわたってインドに航海しましたが、その行動は、当時からさまざまな議論を呼びました。しかしそこには以後のポルトガル、オランダ、イギリス、スペインなどのアジアにおける活動の本質を解明するための手がかりがあるように思われます。今回の講義では、そうした観点から、3回の航海における彼の行動を分析してみたいと考えています。
講義の内容は次の通りです。
1.16世紀前半のアジアにおける海上貿易
2.ガマの第1回航海(1497~1499年)とその目的
3.ガマの第2回航海(1502~1503年)とイスラム商人
4.ガマの第3回航海(1524年)と現地のポルトガル人社会
(講義の内容は予告なしに変更することがあります。)
講座期間
2017/06/10~2017/07/01
講師概要
大東文化大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程(東洋史学専攻)修了文学修士。専門は前近代東南アジア史、大航海時代史、古琉球史。著書論文に『大航海時代とモルッカ諸島』他。
アクセス
東武東上線「東武練馬(大東文化大学前)」駅北口すぐ
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。