生薬で治すシステム漢方医学
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
岡部哲郎(前東京大学特任教授)
-健康・スポーツ, 講義詳細
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概要
伝統医学の生薬はシステムダウンした五臓を元に戻す(治療)ことができる。西洋医学ではこのようなシステム診断や治療法が存在しない。伝統医学では様々な病気にたいして西洋医学とは異なった観点から異なる薬物(生薬システム)での治療法が可能である。難病、遺伝病など現代医学で「治療法がない」病気をなぜ、中国伝統医学で治療できるのか、難病が治るのは漢方薬の奇跡ではない。システムに働きかける治療設計の成果なのです。講義では、東洋医学を含む伝統医学の基本概念などを具体的な病気の症例の診断、治療の中で理解できるように多数の症例を用いて呈示し理解を深める。さらに、実生活での漢方的食事療法についても解説する。
講座期間
2017/04/10~2017/05/15
講師概要
東京大学卒業。東大病院にて臨床研修後、癌細胞の増殖や分化の研究を行い、白血球増殖因子G-CSF遺伝子工学による臨床応用への道を開いた。また肺ガンに対するミサイル治療を研究した。その間台湾の高名な漢方医である林天定一門に師事し中国伝統医学を研鑽した。漢方外来の責任者として難病の漢方治療法を開発した。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。