仮名(五)〈中級〉「高野切第三種」と同筆同系統古筆の研究
渋谷キャンパス
髙城弘一
講義詳細
かな学書の上で、伝紀貫之筆「高野切」は基本中の基本です。書風によって第一種・第二種・第三種と分けられ、それぞれ同筆同系統の古筆が伝存します。本講座では、毎時、「高野切第三種」とその同筆同系統の古筆で和歌数首ずつ取り上げ、そのものの筆法分析はもとより、その歌の解釈・背景などを鑑賞していきたいと思います。あわせて、かな作品の事例を提示します。
90分の授業では、前半の約60分を講義、後半の約30分が鑑賞等となり、講座内での実技実習はありません。課題に関しては、お宅で仕上げた上で、作品を提出してください。お預かりした作品は、コメントを記入して、次回に返却します。毎回の課題提出は任意です。第1回授業時には、テキスト・筆記用具のみご持参下さい。
※前期のみ、後期のみの受講も可能です。
専門分野:日本書道史、古筆学、料紙研究、仮名書道
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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