ネオ民藝の旅:弥生の民藝/小豆島
訪問(その他エリア)
松井利夫/中村裕太
講義詳細
ネオ民藝の旅では、「民藝」という言葉が生まれる以前の古来の生活道具に着目します。小豆島の位 置する瀬戸内地方では、古来より製塩土器、たこ壺の生産が盛んであり、そうした道具を使った塩や 醤油の食文化が形成されてきました。今回の旅では、一日目に小豆島の三都半島にてマントル直結型 安山岩の採取し、Umaki Campにてその岩石を釉薬としたぐい呑みの窯焚きを行います。二日目には、 醤油蔵の見学と、民藝の元型ともいえるたこ壷を使った郷土料理の試作を行います。
中村裕太/美術家、APP ARTS STUDIO。1983年東京生まれ。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点からタイル、陶磁器などの理論と制作を行なう。最近の展示に「第20回シドニー・ビエンナーレ」(2016年)。また、工芸を作り手の視点から読み解き、その制作の方法を探っていく〈APP ARTS STUDIO〉 というプログラムを運営。http://nakamurayuta.jp、APP ARTS STUDIO:http://appartsstudio.tumblr.com
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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