2020年東京五輪を考える

明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
寺島善一/和田浩一/田原淳子/阿部生雄/谷口源太郎/中小路徹

-健康・スポーツ, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
2020年東京五輪を考える
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
「アマチュアスポーツの祭典だった、オリンピックは、巨大ビジネスに姿を変えた。経済がグローバル化し、強欲資本主義が幅を利かせている。・・しかし、そうした歪みを忘れがちになるほど、五輪には〈魔力〉がある。」(稲垣康介・朝日新聞)が指摘するように、オリンピックは多くの問題を抱えている。こうした歴史を反映するかのように、日本でも、2020年東京オリンピックを巡って、様々な問題が噴出し、世間を喧しくしている。本講座は、オリンピックとは何かという、原点に戻って、2020年東京五輪を考えてゆきたい。オリンピックは、いかなる理念を持ち、その運動を展開してきたのか?しかし、今日では、暴走しがちな商業化を制御しきれなくなって来た現実がある。オリンピックは、ビジネスが跳梁する場ではなく、国威発揚の場でもなく、金メダルの争奪戦でもなく、世界の青年たちの、相互理解の促進と、友好連帯による、世界の「平和運動」であることを明らかにしてゆきたい。
会員価格
14,000円
一般価格
講座期間
2017/04/20~2017/06/01
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
6回
定員
50人
講師名
寺島善一/和田浩一/田原淳子/阿部生雄/谷口源太郎/中小路徹
講師概要
寺島善一(テラシマゼンイチ)明治大学名誉教授1964東京教育大学入学。1968年名古屋学院大学助手を経て専任講師。1974年明治大学専任講師。1982~1983年WestLondonInsutituteofHighterEducation(現BurunelUniv.・英国)客員研究員。1984年明治大学教授。1998年St.Mary’sUniversity(英国)客員教授。著書・共著『リベラルアーツと大学の「自由化」』(明石書店、2005年)他。
和田浩一(ワダコウイチ)フェリス女学院大学国際交流学部教授1993年神戸大学大学院教育研究科修了。2005年ストラスブール第二大学第三期課程修了。神戸松蔭女子学院大学勤務を経て、2012年から現職。主な著書“PierredeCoubertinandtheFuture”Agon,共著。
田原淳子(タハラジュンコ)国士舘大学体育学部教授神奈川県生まれ。1984-85年ドイツ・ケルン体育大学留学、1986年横浜国立大学教育学部卒業、1988年同大学院教育学研究科修士課程修了、1994年中京大学大学院体育学研究科博士後期課程修了(博士[体育学])。中京女子大学(現至学館大学)講師・助教授、国士舘大学助教授を経て、2009年より現職。2002年クイーンズランド大学客員研究員、2014-15年コブレンツ・ランダオ大学客員研究員。
阿部生雄(アベイクオ)筑波大学名誉教授、東京学芸大学非常勤講師(教育学博士)1945年生まれ。1968年東京教育大学体育学部体育学科卒業、1972年東京教育大学大学院教育学研究科修了。宇都宮大学教育部助教授、東京学芸大学教育学部助教授、筑波大学体育科学系教授を経て、2015年から東京学芸大学非常勤講師。
谷口源太郎(タニグチゲンタロウ)スポーツジャーナリスト1938年鳥取市生まれ。早稲田大学中退。講談社、文芸春秋の雑誌記者を経て、1985年からフリーランスのスポーツジャーナリスト。新聞、雑誌などを通じて、スポーツを社会的視点からとらえた批評を手掛ける。著書「日の丸とオリンピック」(文芸春秋)「スポーツを殺すもの」(花伝社)、「スポーツ立国の虚像」(花伝社)など。
中小路徹(ナカコウジトオル)朝日新聞編集委員1968年東京都生まれ。京都大学文学部卒業。1991年、朝日新聞社入社。主にスポーツ部でサッカーなどを担当し、日韓W杯時はソウル支局に駐在。デスクを経て、2015年から現職。主に、スポーツにおける事故防止、体罰・ハラスメント問題のほか、東京五輪のレガシーなど、競技を横断した各テーマを取材している。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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