来て見て学ぶ、天台入門
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
瀬田キャンパス
村上明也
/桑谷祐顕
/道元徹心
-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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概要
天台の教えは天台大師智顗(538〜597)により興されました。大師は天台山での修行体験によって悟りへの境地を深め、その体験を書物にまとめられました。教えはやがて伝教大師最澄(767〜822)によって比叡山に伝えられ、天台法華宗となります。天台という法門は「山で修行し、山で学ぶ」立場にあります。つまり教理の面と実際に成仏を目指して修行実践する面とがあり、しかも教えと実践が鳥の両翼・車の両輪のように一体となっているところに天台としての特徴があるわけです。本講座では、まず天台とはどのような教えかについて講義します。そして天台大師や伝教大師は天台の拠りどころである『法華経』をどのように捉え、それを如何に実践されたかを講義します。6回目の講義時には、教室で受講者に実際に「止観」という天台の修行を体験していただきます。前回の続きですが、初めての方にも分かりやすく講義します。
講座期間
2017/06/15~2017/07/20
講師概要
村上明也/龍谷大学非常勤講師、中央仏教学院年度講師。博士(文学)。専門は中国仏教学。
桑谷祐顕/叡山学院学監・教授。専門は仏教学。研究分野は天台学、特に日本天台と最澄の教学思想。日頃は比叡山の天台僧育成校で教鞭を執る。。
道元徹心/龍谷大学理工学部教授。専門は仏教学。主たる研究分野は叡山浄土教・日本天台学。
アクセス
JR「京都」駅から米原方面へ「瀬田」駅下車、バス約8分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。