KC55深読み『源氏物語』- 朝顔・少女巻を読む(2) -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター
深草キャンパス
浅尾広良

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
KC55深読み『源氏物語』- 朝顔・少女巻を読む(2) -
大学
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
キャンパス
深草キャンパス
概要
『源氏物語』は、背景にある歴史や引用されている内容を確認しながら読み込むことで、より深く理解することができます。『源氏物語』の最初の読者は、紫式部が仕える藤原彰子であり、また一条天皇です。そうした知識人を相手に書かれたものであるため、『源氏物語』を読むためには、当時の常識も含めて、それなりに知識が必要となります。『源氏物語』がもっているさまざまな〈謎〉に挑んでみましょう。本文にあるちょっとした痕跡を手がかりとして、引用の仕組みや物語内容の相互関係を読み解いてみましょう。場合により多少専門的な内容が入りこみますが、なるべく分かりやすく解説するつもりです。今年は前期と後期とで合わせて、朝顔巻と少女巻を読みます。後期は少女巻を読みます。夕霧と雲居雁の幼恋、発覚して引き裂かれた後の夕霧の五節の舞姫への懸想、途中に語られる秋好立后や朱雀院行幸などを“深読み”します。
講座日程
(1) 10月5日(木) 秋好の立后
(2) 10月12日(木) 幼恋の発覚
(3) 10月19日(木) 引き裂かれる二人
(4) 10月26日(木) 五節の舞姫調進
(5) 11月2日(木) 朱雀院行幸
(6) 11月9日(木) 六条院の造営
受講対象者:継続講座ですが、初めての方もご参加ください。
会員価格
7,380円
一般価格
11,100円
講座期間
2017/10/5~2017/11/9
開講時間
13:15~14:45
曜日
講座回数
6回
定員
50人
講師名
浅尾広良
講師概要
大阪大谷大学教授
専門は、『源氏物語』を中心とした平安時代の物語文学。最近は、物語の理解を支える当時の歴史意識の究明を研究テーマに据えています。主著『源氏物語の准拠と系譜』(翰林書房2004)、『源氏物語の皇統と論理』(翰林書房2016第18回紫式部学術賞受賞)
住所
京都府京都市伏見区深草塚本町67
アクセス
地下鉄「京都」駅から竹田方面へ「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約4分/JR「京都」駅から奈良方面へ「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約12分/京阪「四条」駅から淀屋橋方面へ「深草」駅下車、西へ徒歩約8分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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