森林セミナー
大東文化大学地域連携センター
東松山キャンパス
島井誠司
-IT・科学, 講義詳細
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概要
植物は成長とともに個体の数も増え集団を形成します。集団は拡大しながら変化をし、日本の気候下では草本群落であればやがて木本類を主体とした群落が形成されます。これを遷移と呼び、その過程では淘汰されたり新たに侵入する植物もあるなど、くり返して安定に向かい、結果として環境に適応した森林が成立します。これを極相林と呼びますが、いまや日本国内では極相林としての森林は消えつつあるのが現状です。
森林を単なる「緑」としてとらえるのではなく、個々の植物に注目し動物も含めた「自然の森」を見直すことが求められます。フィールドワークでは、近くの森で植物を実際に手にし、標本も作りながら学んでみましょう。
1 森をつくる植物たち
2・3 フィールドワーク
4・5 標本の作成と同定
※ フィールドワークはキャンパス周辺の森を観察します。
講座期間
2017/05/16~2017/06/20
講師概要
大東文化大学環境創造学部助手。専門は植生学(森林植生)。著書論文に『埼玉県レッドデータブック2011植物編』(共著)他。
アクセス
東武東上線「高坂」駅(有楽町線・副都心線乗り入れ)西口より無料スクールバスで約7分あるいは路線バス(川越観光)鳩山ニュータウン行「大東文化大学」バス停下車
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。