泌尿・生殖系の構成・発生・進化/人体の成り立ちと生い立ちを求めて
鶴見大学生涯学習センター
鶴見大学会館
後藤仁敏
-健康・スポーツ, 教養その他, 講義詳細
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講座名
泌尿・生殖系の構成・発生・進化/人体の成り立ちと生い立ちを求めて
概要
全身の細胞から出る老廃物は血液に乗って腎臓に運ばれ、そこで尿となって排泄されます。尿をつくる腎臓とそれを外に導く尿路(尿管→膀胱→尿道)を泌尿系と呼びます。また次代を担う性細胞血液から栄養を受けて成熟し、おなじく排泄されますが、この性細胞(精子と卵子)をつくる生殖腺(精巣と卵巣)と、これらを外へ導く生殖路(卵管→子宮→膣、精管→前立腺→尿道)を合わせて生殖系と呼びます。そして、この泌尿系と生殖系は、昔から切っても切れない関係にあります。このような働きをもつ泌尿・生殖系の成り立ち(構成)、生い立ち(発生と進化)について解説し、人類の特徴と病気の生じる原因について考えます。
講師概要
化石少年から、東京教育大学理学部地質学鉱物学専攻に入学、サメの歯の研究を始める。同学大学院理学研究科修士課程で「サメの歯の古生物学的研究」で理学修士を取得。恩師・井尻正二氏の勧めで、東京医科歯科大学歯学部解剖学教室に入局、歯と人体の解剖学・組織学・発生学を学ぶ。「サメの歯の組織発生学的研究」で歯学博士を取得。東京医科歯科大学歯学部助手、鶴見大学歯学部助教授、鶴見大学短期大学部歯科衛生科教授を歴任。人体と歯の解剖・組織・発生・進化についての多数の著書、論文を執筆。著書に、恩師・三木成夫氏の思想を普及した『唯臓論』(中公文庫)、『歯の比較解剖学』(医師薬出版)、『新ヒトの解剖』(築地書館)などがある。
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