[春]ケルト文化の水脈〈その3〉
中央大学クレセントアカデミー
駿河台記念館
松村賢一(中央大学名誉教授)
小菅奎申(中央大学名誉教授)
-教養その他, 講義詳細
-中央大学クレセントアカデミー, 講義詳細
概要
ヨーロッパの文化的古層の一つとして注目され、盛んに研究されている「ケルト文化」なるものは、ある意味で、19 世紀末葉から20 世紀初頭に、とりわけブリテン諸島で起こったケルト復興 (Celtic Revival) の産物である。この時期に明確な形をとり始めたケルト文化にかかわる文化的アイデンティティと文学的想像力は、その後のケルト文化の有り様と文脈に深い影響を及ぼしている。本講座では主にアイルランドとスコットランドの水脈に目を注いで、その特徴を見ていきたい。
春期
Ⅰ 王国の足音-躍動する武士団- 4/22 松村
Ⅱ 駆けめぐる二輪戦車 5/6 松村
Ⅲ 波の下の国-女人の島- 5/20 松村
Ⅳ 時空をめぐる光と闇-暦と祝祭- 6/3 松村
Ⅴ ドルイドからバルドへ 6/17 小菅
Ⅵ 詩人の矜持 7/1 小菅
秋期
Ⅰ 数の変幻 9/30 松村
Ⅱ 民衆の祈り-『カルミナ・ガデリカ』の世界- 10/14 小菅
Ⅲ 民衆の矜持-『アルドナムルハンの日は暮れて』- 10/28 小菅
Ⅳ 地の呼吸?湿原の織りなす風景? 11/11 松村
Ⅴ 石の聲?死と王権? 11/25 松村
Ⅵ 風と泉の変容 12/9 松村
【テキスト】
レジュメを配布します。
講座期間
2017/04/22~2017/07/01
講師名
松村賢一(中央大学名誉教授)
小菅奎申(中央大学名誉教授)
講師概要
早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。中央大学商学部専任講師、助教授、教授を経て、名誉教授。
著書:『ケルトの古歌「ブランの航海」序説』(中央大学出版部)など。
国際基督教大学教養学部卒、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。中央大学法学部専任講師、助教授、教授を経て名誉教授。
論文:『ケルト 伝統と民俗の想像力』、『ケルト 口承文化の水脈』(以上共著、中央大学出版部)、「ヒュームの宗教論」、「ミルトン『アレオパジティカ』をめぐって」など。
アクセス
JR中央・総武線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約3分/東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約6分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅下車(B1出口)、徒歩約3分/都営地下鉄新宿線 「小川町」駅下車(B5出口)、徒歩約5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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