電気の話<サイエンス&テクノロジーが切り開く新たな世界>

青山学院大学
相模原キャンパス
林洋一

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講義詳細

講義詳細
講座名
電気の話<サイエンス&テクノロジーが切り開く新たな世界>
大学
青山学院大学
キャンパス
相模原キャンパス
概要
電気は我々の生活に無くてはならないものであるが、目に見えないこともあり、一般の方が「いったい何なの?」と思われても当然である。今回の講義では、まず初めに、電気に関するキーワードを分かり易く説明する。主な内容は、直流と交流の違い、どうして交流を使うのか、電圧(単位はV、ボルト)・電流(単位はA、アンペア)・電力(単位はW、ワット)とは何か、電気料金請求書の使用電力量(kW・h)とは何か、など電気の話をするのに不可欠なキーワードを取り上げる。次に、エレベータと電気自動車を例に、分かり易い機械系のエネルギー(運動エネルギー、位置エネルギー)と電力の関係を考え、省エネルギーのためにはどの様な対策が不可欠であるかなどを解説する。説明したキーワードが電気エネルギーの流れを理解する上で、非常に重要であることを実感していただければ幸いである。また、エレベータや電気自動車に使われるモーター(電動機)は、洗濯機、冷蔵庫、エアコンなどの家電製品はもとより、工場の生産ラインなどでも非常に多く使われており、国内の電力使用量の約半分を消費すると言われている。このモーターの動作原理を分かり易く解説し、交流による回転磁界がキーポイントであることを理解いただく。講義の最後では、インバータ・エアコンのインバータとは何か説明する。直流から可変電圧・可変周波数の交流を発生するインバータは、モーターの可変速運転を行うには不可欠であり、省エネルギーを実現する主役となっている。この講義を通じて、電気とは何かを理解していただければ幸いである。
会員価格
一般価格
1,300円
講座期間
2017/7/29~20172017/7/29/7/29
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
1回
定員
講師名
林洋一
講師概要
青山学院大学理工学部電気電子工学科教授。名古屋大学大学院修士課程修了。工学博士(東京工業大学)。専門分野はパワーエレクトロニクス。電気学会の産業応用部門での研究調査活動の他、電気学会副会長(平成23年)などを務め、現在は電気学会技術者教育委員会委員長として、技術者教育に関する電気学会の活動を担当。
住所
神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1
アクセス
JR横浜線「淵野辺駅」より徒歩約7分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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