日本絵画における人物の造形

早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
岡本明子(東京藝術大学大学美術館助教)

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講義詳細

講義詳細
講座名
日本絵画における人物の造形
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
早稲田校
概要
 源氏物語絵巻の精緻な線を幾度も引き重ねて描いた目は、悲しみも喜びも、怒りさえもその中に宿すことが出来ます。信貴山縁起絵巻のぐっと天に向かって突き出された手は、雄弁に驚きや恐れを見る者に伝えます。伝源頼朝像は、像主が誰かという問題とともに、その傑出した彩色と描線の手腕が人の心を惹きつけてやみません。物語の中の無名の人物から、天皇、貴族、武家、僧侶といったあらゆる特権的な人々まで、無数の人の姿が、絵画となって今に伝わっています。この講座では、人物を絵画化する、ということの問題点についてじっくり考えてみましょう。彼らの美しい眼差しや繊細な指先が、多くのことを語りだすはずです。
会員価格
26,244円
一般価格
30,180円
講座期間
2017/04/12~2017/06/21
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
9回
定員
講師名
岡本明子(東京藝術大学大学美術館助教)
講師概要
神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。専門分野は日本絵画史、特に室町・桃山時代の障屏画。東京藝術大学大学美術館に助教として勤務するほか、早稲田大学文学部で講師を勤める。
住所
東京都新宿区西早稲田1-6-1
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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