茶の湯の歴史禅茶・詳解編〔禅寺にて座禅及び法話〕

早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
山﨑仙狹(茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授)

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講義詳細

講義詳細
講座名
茶の湯の歴史禅茶・詳解編〔禅寺にて座禅及び法話〕
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
早稲田校
概要
1200年代、栄西禅師により茶が中国から招来され禅が定着いたしました。1400年代、村田珠光は禅僧・一休宗純に参禅して「柳は緑花は紅の真面目」と悟り、茶の中に仏法があることを学びます。そして日本独自の“わび茶”を誕生させます。この“わび茶”は武野紹鴎そして千宗易と受け継がれていきます。又、当時の武将の生活に定着したことにより日本の文化として現在に継承されました。『南方録』は禅僧・南坊宗啓が千宗易に茶を学ぶ際に綴った備忘録です。覚え書の冒頭に「茶の湯は第一仏法を以って得道修行する事也」とあり、「仏に供え、人に施し、我も飲む」と締めくくられています。日本の風習が禅のもとに成り立っていることが垣間見え、『南方録』により茶と禅の考え方は、人に対するおもいやりの心、自己をみつめる心、仏様に礼拝する心と教えられています。本講座では「禅」・「茶」・「心」を結ぶことにより自分の心とむきあい生きる道行の資となる基盤を学びます。テーマ1茶とは何か?「和敬静寂」の心テーマ2禅とは何か?「不立文字、明鏡止水」の心テーマ3“わび茶”とは何か?日本独自の茶の道テーマ4『南方録』の中の仏法とは?
会員価格
30,660円
一般価格
35,034円
講座期間
2018/04/09~2018/06/18
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
10回
定員
講師名
山﨑仙狹(茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授)
講師概要
山﨑仙狹
茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
茶の道と禅の「禅茶・仙狹會」主催。「早稲田禅茶・仙狹會(受講生を中心とした)」会長。禅の教えのもと「わび茶」が誕生。茶の道は人の道、形ではなく心を尊び今を大切に、正直に慎み深くおごらぬ様生きる教えのもと誠の心を交じわらせる茶道の原点を伝承。原点の中には華・香・菓子・庭などが含まれる。「日本学」として各大学・専門学校・仙狹道場にて茶の道を教授。流派の基になる茶道―禅茶一心―を提唱。和装着装講師。

住所
東京都新宿区西早稲田1-6-1
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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