東北の暮らしと芸術(2017 夏)-手漉き和紙「潮紙」
訪問(その他エリア)
塚原英男/毛利彰
講義詳細
毎回好評の手漉き和紙の制作講座です。講師は、約400年の歴史をもつ柳生和紙の後継者で、宮城県川崎町の古民家に工房「潮紙(うしおがみ)」を構える塚原英男氏と毛利彰氏。原料畑の見学、歴史から伝統的な技法までの詳しく分かりやすい講義、品質を左右する原料の下処理と本物の道具を使用した「流し漉き」体験など、手漉き和紙について一貫して学ぶことができる講座です。仙台駅から会場までを往復するバスをチャーターしますので、現地での移動についても心配ありません。 *諸費用7000円。 ※本講座は、「こども芸術の村」プロジェクトの一環として、全国の方々に同プロジェクトの成果の一部を知って頂くためのスピンオフ講座です。「こども芸術の村」プロジェクトとは、京都造形芸術大学と東北芸術工科大学の共同事業で、東北のこどもを対象とした芸術教育支援活動です。京都造形芸術大学の松井利夫教授と早川欣哉准教授が中心となり、東北の素材や技法を生かした芸術教育プログラムを年間10数回、継続的に実施しています。
毛利彰/紙漉き職人。2010年から仙台市の障害者就労支援施設で同僚の塚原と楮(コウゾ)を使った流し漉きの和紙を作っていました。震災後は施設職員を続けながら理事として工房再建を後押しし、2015年春から工房本拠地の川崎町に転職して紙漉きを続けています。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。