出雲大社の建築 ~本殿の推定復元について~
芝浦工業大学公開講座
豊洲キャンパス
藤澤彰(芝浦工業大学建築学部教授)
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講座名
出雲大社の建築 ~本殿の推定復元について~
概要
神々の国、出雲。この地の象徴であるかのようにそそりたつ出雲大社。八雲山を背にした神域は森厳な空気が流れ、その中で数千年もの歴史を持ち、威容を誇る神殿が厳かに立っています。
大国主大神が祀られている本殿は延享元年(1744)の造営で、大社造の本殿は国宝に指定されています。神社建築の中では日本一の大きさを誇りますが、平安時代には現在の約倍の高さ、48mあったといわれています。
日本の神社建築の中でも特異性を示す出雲大社の建築を、推定復元に挑戦した建築史家、藤澤彰が紹介していきます。西暦2000年に境内から発掘された巨大束ね柱の状況を説明し、その本殿の復元案についてと発掘調査で得られた生の知見を解説します。
講座期間
2017/05/27~2017/05/27
講師概要
1980年、京都大学工学部建築学科卒業、京都大学助手。2000年4月芝浦工業大学工学部建築学科助教授を経て、2002年4月同教授、現在に至る。
京大工博、日本建築学会、建築史学会、社叢学会、都市史学会などに所属。出雲大社境内遺跡発掘調査委員の一員。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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