東アジアの近現代と「日本の衝撃」

早稲田大学エクステンションセンター
中野校
浅野豊美(早稲田大学教授)

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講義詳細

講義詳細
講座名
東アジアの近現代と「日本の衝撃」
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
戦後から70年を超え、今こそ「戦後」と呼ばれてきた時代を歴史として評価する時である。戦後日本は、アメリカの圧倒的な影響のもとで、一九四五年八月に出発したが、アメリカが一方的に日本の占領改革を進め、それに日本がただ従ったというわけではない。戦前日本を規定していた経済・社会的条件や構造は、ある種の断絶と連続の位相を経て戦後へとつながっていった。日本の帝国としての解体の後に、アメリカは、いかなる東アジアを本来予定していたのか。「逆コース」は、冷戦的要因のみならず、賠償によるアジア復興計画の破綻にも一因があったこと、東京裁判や公職追放などのいわゆる占領改革は、アメリカ主導の脱植民地化=帝国解体計画の一環でもあったこと、その変質の延長に「日米アジアの特殊関係」が生まれたことを軸として、戦後史がわれわれの生活そのものと、どうつながっているのかを示す。
会員価格
11,664円
一般価格
13,413円
講座期間
2017/7/12~2017/8/2
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
4回
定員
24人
講師名
浅野豊美(早稲田大学教授)
講師概要
浅野豊美
早稲田大学教授
1964年福島県生まれ。東京大学教養学部卒業後、同大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術・国際社会学)。専門分野は東アジア国際関係史、日本政治外交史、国際関係論。著書に『帝国日本の植民地法制―法域統合と帝国秩序』(名古屋大学出版会)、『南洋群島と帝国・国際秩序』(慈学社出版)などがある。

住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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