平泉と鎌倉 都市と建築
鶴見大学生涯学習センター
鶴見大学会館
金丸義一(カナマルヨシカズ)建築史家
-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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概要
平安時代最末期に拓かれた平泉中心部は3方を川に囲まれ、背後に山を背負う。一方、鎌倉は3方を小高い丘陵と前面に海を望んでおり、同じような環境を形成している。今までの発掘調査の成果や各種資料から、都市と建築について比較検討する。特に、永福寺二階堂は中尊寺二階大堂を模して造られたと言われ、平泉と鎌倉の関係を示すことであり、その実態について考える。また、鎌倉を描いたとされる『一遍聖絵』の建築群と『吾妻鏡』に記載される建物についてを考えてみる。なお、最終日には鎌倉における中心社寺の見学を行う。
講座期間
2017/05/19~2017/06/30
講師概要
芝浦工業大学建築学科卒業。同大学専任講師を退職。立教大学・川村学園女子大学・東北福祉大学非常勤講師として勤務。また、神奈川県横浜市教育文化セミナー、埼玉県委託学校開放講座、学習院大学生涯学習、朝日カルチャー横浜校などの講師を勤める。中尊寺・毛越寺・観自在王院(平泉町)・白水阿弥陀堂(いわき市)・称名寺(横浜市)などの発掘調査に参加。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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