ローマ皇帝史─皇帝の治世から読み解くローマ帝国の変質
早稲田大学エクステンションセンター
中野校
新保良明(東京都市大学教授)
-教養その他, 講義詳細
-中野校, 新保良明(東京都市大学教授), 早稲田大学エクステンションセンター, 講義詳細
講座名
ローマ皇帝史─皇帝の治世から読み解くローマ帝国の変質
概要
初代皇帝アウグストゥスから最後の西ローマ皇帝ロムルス・アウグストゥルスまで、はたしてローマ帝国は何人の皇帝を数えたのか。この間は500年を数えるが、正統な皇帝だけでも77名いた(自称皇帝は除く)。つまり、皇帝の治世はわずか平均6年半ということになる(ちなみに、徳川幕府の将軍の平均在位は18年弱)。とはいえ、この値はあくまでも500年間の平均値であるので、むしろ、諸帝が様々な対応を迫られた時代的背景にも目を向けてみるべきである。そこで、この講義は初代皇帝から最後の西ローマ皇帝までを視野に入れ、各局面において重要な役割を担った皇帝をピックアップし、各皇帝が歩んだ人生、エピソードを歴史的にたどると同時に、それらを通じてローマ帝国の変質過程も観察してみることにする。
講座期間
2018/04/12~2018/06/21
講師概要
新保良明
東京都市大学教授
1958年長野市生まれ。東北大学博士前期課程修了。博士(文学、東北大学)。専門分野は古代ローマ史。手頃な著書として『ローマ帝国愚帝物語』(新人物文庫)と『古代ローマ人のくらし図鑑』(宝島社)を、専門書として『古代ローマの帝国官僚と行政』(ミネルヴァ書房)を挙げておく。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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