やさしい日本経済史─身過ぎ世過ぎの二千年【昭和戦後期・平成篇】
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
太田愛之(早稲田大学講師)
-日本文化, 講義詳細
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講座名
やさしい日本経済史─身過ぎ世過ぎの二千年【昭和戦後期・平成篇】
概要
日本列島における経済的な営みの歴史を概観します。今期の講義は【昭和戦後期・平成篇】です。終戦直後の占領・復興を経て、日本経済はいよいよ欧米へのキャッチアップを完遂します。1960年代前後は、先進諸国はおしなべて高度成長を実現していましたが、日本のそれは諸外国にもまして大きな発展をもたらしました。その間に、西側世界の一強であった米国が凋落し、日本・ドイツなどの経済大国がその地位を脅かすようになりました。しかし、二度の石油危機を経て高成長の時代は終わり、その後の日本は安定成長を経てバブルを迎え、その崩壊後には「失われた20年」を経験することになります。多くの受講者の方々には、自らの経験の中にある時代のお話をすることになりますが、歴史の一部として現代を見ると、記憶している像との違いに気づかれるかもしれません。この点にも留意して、なるべく丁寧に戦後経済史をたどりたいと思います。
講座期間
2018/04/11~2018/06/20
講師概要
太田愛之
早稲田大学講師
1960年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、同大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。専攻は日本経済史。著書に『日本経済の二千年』(共著)など、論文に「揺籃期の『家』」(『社会経済史学』)、「古代村落の再編」(『日本史研究』)などがある。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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