昭和戦前・戦中の歴史─『木戸幸一日記』1936〜7年を読む
早稲田大学エクステンションセンター
八丁堀校
望月雅士(早稲田大学講師)
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講座名
昭和戦前・戦中の歴史─『木戸幸一日記』1936〜7年を読む
概要
今の講座は、昭和天皇の側近だった木戸幸一の1936(昭和11)年7月から、翌37(昭和12)年6月までの日記を読み解いていきます。木戸の日記には、天皇や政府、軍部の動きが日々詳細に描かれています。今対象とする二・二六事件後の1年は、政治が混迷を極めます。広田内閣総辞職、宇垣一成の組閣失敗、「食い逃げ」解散、林内閣総辞職と、目まぐるしく推移する政治の果てに、ついに近衛文麿が政権の座に就きます。こうした政治の推移を木戸幸一はどのように見ていたのでしょうか。日中戦争前夜の1年を、木戸の日記をベースにさまざまな資料を用いて、歴史の実相を解き明かしていきます。
講座期間
2018/04/07~2018/06/16
講師概要
望月雅士
早稲田大学講師
早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学教育学部講師。専門は日本近現代史。共編著書に『風見章日記・関係資料』(みすず書房)、『枢密院の研究』(吉川弘文館)ほか。
住所
東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
アクセス
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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