《ニュルンベルクのマイスタージンガー》初演150周年ワーグナーの世界を読み解く
四谷キャンパス
【コーディネーター・講師】澤田肇 【講師】岡田安樹浩
講義詳細
リヒャルト・ワーグナーの楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》は、1868年6月にミュンヘンで初演されて以後、瞬く間にドイツ中の歌劇場で人気演目となり、150年を経た今日では世界中の歌劇場で親しまれています。この講義では、《マイスタージンガー》にさまざまな角度からアプローチしながら、鑑賞を通してワーグナーの楽劇の世界へと足を踏み入れてゆきます。
あら筋と台本(テクスト)の解説は勿論、音楽(スコア)の読解を通して、ワーグナーの作曲技法の真髄にふれながら、映像と音源で作品を鑑賞します。さらに、制作当時のドイツの社会状況とのかかわりを考察したり、ワーグナーの仕事現場(作曲過程)へ足を踏み入れたりしながら、《マイスタージンガー》の世界をご案内します。本作品は、今夏バイロイトでも上演されますので、鑑賞の予習にも最適です。
岡田 安樹浩:国立音楽大学講師
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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