声に出して漢詩を読もう

関東学院大学社会連携センター

KGU関内メディアセンター

三千余年の歴史をもつ漢詩は、中国の大地に息づく中国人の精神と情感の集大成です。中国には「唐詩三百を熟読すれば、詩を作れなくても吟ずることができる」という言葉があります。漢詩は、現在の中国においても基礎教養として子供に教えられています。一方、日本人も漢詩を自分の国のもののように「訓読」という特別な転写法で享受し、また多くの漢詩を創作してきました。
本講座は、唐までの有名な漢詩を、文字で読むだけではなく、中国語と日本語の訓読で「吟ずる」こと、つまり声を出して読むことにします。予備知識は必要としません。詩人や作品の解説と背景を聞いたうえで、発声運動としても名作の数々を楽しみましょう。

6,500円

2018/05/19～2018/06/23

10:00～11:30

土

5回

30人

鄧捷（関東学院大学教授）

中国湖北省荊州生まれ。北京大学東方言語学部日本語科卒業、東京大学大学院人文科学系修了。関東学院大学国際文化学部教授。専門は中国近現代文学、日中比較文学。現在、原三渓市民研究会のメンバーと『三渓詩集』の解読を進めている。著書に『中国近代詩における文学と国家―風と琴の葛藤』（単著、御茶の水書房）、『アジア共同体と日本』（共著、花伝社）、ほか論文多数。

神奈川県横浜市中区太田町２丁目

みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩3分、JR・市営地下鉄関内駅より徒歩5分

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