ウィーンの世紀末文化
早稲田大学エクステンションセンター
中野校
満留伸一郎(ドイツ文学者、東京藝術大学講師)
-教養その他, 講義詳細, 趣味・実用
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概要
19世紀末から20世紀初頭のウィーンで花開いた多彩な文化は、一般に「ウィーン世紀末文化」などと呼ばれ広く知られています。なぜあるひとつの都市で、文学・音楽・絵画・建築のあらゆる領域にわたって、これほど活発な芸術活動が行われたのでしょうか?本講座では、J・シュトラウスやクリムト、マーラーをはじめ、世紀末ウィーンを華麗に彩った芸術家たちを、音楽や映像を交えて解説していきます。とはいえ個々の芸術を紹介するだけでは、ウィーン世紀末文化の本当の魅力を伝えることにはなりません。それらの芸術を背後で支えていた、特異なオーストリア的精神にも常に目を配ることが必要です。キーワードは多様性。多民族国家ハプスブルク帝国は、崩壊後、とりわけユダヤ系の人々によってノスタルジックに神話化されていきました。
講座期間
2018/01/31~2018/03/07
講師名
満留伸一郎(ドイツ文学者、東京藝術大学講師)
講師概要
満留伸一郎
ドイツ文学者、東京藝術大学講師
1973年鹿児島県生まれ。東京大学独文科卒業後、同大学院博士課程単位取得満期退学。専門はドイツ語圏の文学と文化。東京藝術大学等でドイツ語講師を担当。R.ムージルに関する諸論文のほか、訳書に『ムージル伝記』(共訳、法政大学出版局)、『芸術とむきあう方法』(ブリュッケ)等がある。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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