【彦根城学術シンポジウム2017】『発掘・解体調査からみえてきた彦根城と文化財としての価値』
滋賀大学経済学部・大合併講義室
乗岡実/十文字健/中井均
講義詳細
この企画展では、歴史的に新旧関係にある佐和山城と彦根城を通史的に捉えた初の試みを行っていると同時に、近年になって蓄積されてきた特別史跡彦根城跡とその一部である名勝玄宮楽々園における史跡整備や、石垣解体保存修理に伴う発掘調査から、実証的に彦根城の築城の工程や改造の度合いを語ることができるようになってきたことを知ってもらえるような内容としています。
全国的に見ても、長年にわたり地道な調査・研究が続けられた結果、同じような成果が出てきており、広く一般の方々にも知られるようになってきています。
今回、本企画展開催にあわせて、近年の地道な彦根城の調査・研究の状況を広く知ってもらい、国民共有の財産である特別史跡彦根城跡・名勝玄宮楽々園の真の歴史的価値を周知するシンポジウムを開催します。
シンポジウムでは、先進地である城跡の担当者(専門家・学芸員)を講師として招き、各城跡の事例報告と今後の文化財としての彦根城のあり方についてもご意見をいただきます。
※無料。ただし、資料代として500円いただきます。
十文字健(大和郡山市教育委員会生涯学習課文化財係主任)
中井均(滋賀県立大学人間文化学部教授)
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。